巨人をねじ伏せた三嶋のストレートと高城のリード

スポーツ

三嶋が投げた快速球は唸りを上げて重信の胸元へ。重信はバットを振るも空振り三振。三嶋は右手を振り下ろしてガッツポーズ。久々に溜飲を下げた試合でした。

東京ドームでの巨人との8回戦、3-2で見事に勝利。そしてその立役者は高城と三嶋。なんといっても横浜DeNAベイスターズにとっての鬼門だった9回。三嶋が見事に巨人を抑えて初セーブを挙げました。(共同通信
今日はその投球を詳報します。

試合は梶谷のソロホームランで先制、高城のツーランで突き放したが、巨人はしぶとく丸とウイラーのソロで追いすがる。点差は3-2のまま、横浜はヤスアキを中継ぎに回し、パットンとつないで逃げ切りを図る。そして迎えた9回、抑えは三嶋をもってきた。

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大城にはフォーク

巨人の打者は打率.324の好打者大城。三嶋の投じた第一球は外角低めギリギリにコントロールされた糸を引くような152キロの快速球。そして、2球目も全く同じコースへ153キロのストレート。大城は全く手が出ない。この2つの快速球で勝負はほぼ決した。

あとは料理するだけ。そして高城が要求したのはフォーク。ワンバウンドしたが、この球の効果は絶大。大城は三島の快速球とボールにはなったが落差のあるフォークの2つが脳裏に焼きついた。

カウントは1-2と追い込まれているので球種は絞れない。高城はまたフォークを要求すると、落差のあるフォークはベース手前で落ちる。これに大城がつられてハーフスイングし、三振バッターアウト!

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亀井には真っ向勝負のストレート

次も好打者ミートのうまい亀井。亀井に対しては、カーブから入るが外れてボール。2球めはインコースのストレート、亀井は振りにいくも完全なフリ遅れでファール。3,4球目のストレートは高めに外れるも150キロを超える快速球。3-1と打者有利のカウント。

亀井の狙い球は完全にストレート一本だが、高城の要求はなおもストレート。高めのストレートに待ってましたとばかり振りにいく亀井。しかし、ストレート得意の亀井のバットは完全に振り遅れ、差し込まれ、力ない打球はレフトに。佐野が軽々捕球しツーアウト。

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重信にはインコースへの快速球

そして圧巻は最後の重信への投球。ネクストで待つ重信は、亀井の打席でさんざんストレートを見せられているため、頭にはストレートしかない。そこに高城は裏をかき初球はカーブ。これが外角ギリギリに決まってワンストライク。

2球目もまったく同じ球、これに重信は手を出し、サードへのボテボテのファール。3球目はなんとフォーク。しかも高城はベース手前でワンバウンドさせろというジェスチャー。三嶋は見事にコントロールし、フォークは狙いどおりベースの前でワンバウンド。

これで完全に重信は詰んだ。亀井の打席で見せられた快速球とカーブにフォーク。頭は混乱状態。そして高城の要求はストレート。三嶋の快速球が唸りを上げて重信の胸元へ。重信はまったく合わずに空振り三振バッターアウト!

Deファンさんのツイートから動画を。

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投手は「ストレートが生命線」と教えた三嶋

やはり、抑えに必要なのはストレート。ストレートこそストッパーの生命線ということを三嶋が示した。そして高城のリードもすごい。大城にはストレートを見せ球に決め球をフォーク。亀井には初球にカーブを見せておいてストレート一本勝負。

最後の重信はカーブを見せておいて、最後はズバッとインコースへのストレート。打者に対し快速球を見せつけることで、決め球の変化球が活きるし、変化球を見せ球にすればストレートが活きるというお手本のようなリード。

ヤスアキもストレートは140キロの後半は出ていたのだが、それを活かせてなかった。ツーシームを見せ球としても投げ続けたために、打者は見慣れて見極められて甘くなったところを痛打されていた。

やはりピッチャーの真髄は速いストレート。そして三嶋のストレートは速いだけでなく伸びがある。
このピッチングを続ける限り三嶋が新守護神でいいと思う。

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「背番号17番」は横浜のエースナンバー

古くは大洋を初優勝に導いた最優秀防御率、最優秀勝率、最多奪三振のタイトルを獲ったエース秋山登、最優秀防御率、最多奪三振、最優秀救援投手のタイトルを獲った斉藤明雄、そして最優秀勝率を獲った盛田幸妃。

三嶋にもタイトルを獲って欲しい。そして横浜のエースナンバーを輝かせて欲しい。

がんばれ三嶋!