コロナ騒動で不動産価格が上がる理由

不動産

不動産コンサルタントなる人たちの大半は、今後不動産は下がってくると言っていますが、わたしは不動産価格は(残念ながら)下がらない、むしろ上がるとみます。

理由をお話しします。

GDP年率換算26%マイナスという数字がでました。記事によれば、

内閣府が17日に発表する令和2年4~6月期の物価変動を除いた実質の国内総生産(GDP)速報値について、民間シンクタンク13社の予測をまとめたところ、平均値は前期比で7.42%減、仮にこの伸び率が1年間続いた場合の年率換算で26.52%減となった。

新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言により経済活動が一段と停滞し、下落幅が拡大。3四半期連続のマイナス成長は確実で、リーマン・ショック時を上回る下落幅を記録する可能性が高い。

正直、コロナショックでとんでもない不況が来るのは間違いない状況です。

倒産は7月で108件(NHK)

新型コロナウイルスの影響で倒産した企業は先月1か月だけで106社に上り、2か月続けて100社を超え、6月の124社に続いて、2か月連続で100社を超え、2月以降の累計では428社に上る。

新型コロナウイルス感染症 が地域経済に与える影響を把握するため、あらゆる数値を見える化をしている内閣府のサイトV-RESASでも、その数値は目を覆いたくなるものばかりです。

飲食、宿泊、イベントは軒並みマイナス。特に宿泊、イベントはほぼ壊滅状態。

全国の人の流れも完全に止まってます。

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世界的不況と不動産価格

現在の国債の発行は過去最高の250兆円で過去5年の平均よりも100兆も多い状況です。さらにこれから50-100兆円発行されるとみられます。(出典:財務省資料)

旅行業、宿泊業、飲食業、イベント業、さらに不動産業も停滞してくるのは確実で需要は減ります。需要が減ればものは安くなるのが必然なのですが、簡単にはいかないのです。

飛行機が飛ばないため貨物運賃は高騰し、海外から安いものが入らなくなり物価は上がるそうなれば、インフレと不況のスタグフレーションが起こる可能性も考えられます。

通常、景気の停滞は、需要が落ち込むことからデフレ(物価下落)か、需要が上がるために起こる(インフレ)のどちらかなのですが、原油価格の高騰など、原材料や素材関連の価格上昇などによって不景気の中でも物価が上昇する(スタグフレーション)のです。

「もの」の価格以外でも同じです。国債発行額が史上最高になり金がじゃぶじゃぶ溢れます。行き場を失った金は他の投資先の不動産に向かいます。今の金(GOLD)が良い例です。わたしも投資しているGOLDですが、5年前に始めた時には3000円/gだったのが、今は7000円/gをはるかに超えています。

(出典:三菱マテリアル)

景気後退で賃金が上がらないにもかかわらず、物の価値が上昇していくというい最悪の経済状況です。1970年代のオイルショック後の状態と同じです。

不動産投資家にとっても、不動産賃貸で生活している人にとってもはっきり言って最悪です。

日本ではコロナはすでに収束している(実効再生産数1.05、死者数前日から+5の1051人)ので、1日も早く普通の生活様式に戻すことが必須です。でないと日本経済は死にます。

(出典:東洋経済)

スタグフレーションとは(Wikipedia)
スタグフレーション(stagflation)とは、経済現象の一つであり、「stagnation(停滞)」と「inflation(インフレーション)」の合成語で、経済活動の停滞(不況)と物価の持続的な上昇が併存する状態を指す。

(アイキャッチ画像:AC)