新築マンション、買うなら年末以降の理由/新築Mが値上がり、中古Mが値下がりしている理由を説明します

不動産

こんにちは、了です。

今日は本来の投資マンションの話しではなく、実際に住むためのマンション動向について説明します。

ここのところ新築マンションの販売数が減っています。

東洋経済の記事によれば

分譲マンション市場にもコロナの影響が顕在化してきた。不動産経済研究所によれば、2020年1~6月に首都圏で発売された分譲マンションは7497戸と、前年同期比で5939戸も減少した。

(東洋経済)

(画像出典:東洋経済)

このグラフを見れば分かるとおり、今のマンションの高値は販売数を抑えることによって、意図的に需要>供給のの状態を作り出しています。

いわば、自由競争市場ではなく、計画経済の世界です。

その理由はコロナ禍で販売自粛を余儀なくされた不動産業者が、値崩れを恐れて新規販売数を抑えているからです。

記事にあるように、「最終的にはモデルルームで現物を見せないと、なかなか契約に至らない」ので、販売できない。ならば、無理に売ることはやめて(売り出しを止める)おこうということです。

しかし、それでも影響は避けられません。なぜなら、デベロッパーは数年先まで計画的に土地を買い、マンションの建築を進めているからです。

何年も先まですでに計画されている新築マンションの建設工事は止めることができず、新築マンションの在庫は増え続けます。

それとは逆に、中古マンション市場は活気を取り戻しつつあります。

【住友不動産販売】首都圏の中古M売価、5カ月ぶりに上昇|マンションニュース|マンションを売却、査定する
住友不動産販売のマンションニュース(2020年08月26日更新)です。今回の記事は「首都圏の中古M売価、5カ月ぶりに上昇」です。

記事によれば

東京カンテイが24日に公表した7月の「三大都市圏・主要都市別の中古マンション70㎡価格月別推移」によると、首都圏の中古マンションの売り希望価格は前月比0.5%上昇の3687万円と、5カ月ぶりに前月を上回った。前年同月比でも0.1%の上昇。このうち都心6区は、前月比1.4%上昇の8411万円。6月は8カ月ぶりに下落したが、再び上昇した。前年同月比では6.9%上昇した。

(提供:日刊不動産経済通信)

これでみる限り、中古市場は再び活気を取り戻してます。中古の場合販売調整などできません。なぜなら、もし1社が売りしぶりをしても他社はそのマンションを販売します。よって、この価格は自由競争の中の真の価格です。

つまり、新築マンション販売業社は、値崩れを抑えて販売調整をして需要>供給の図を作り出したまでは良かったのですが、新築マンションが高値になったため、中古市場に需要が流れてしまったということになります。

(中古マンションは少なくとも外見や玄関まわりの内装は見ることができます。また、リフォーム前提で購買する人やまた新築ほどこだわりがない人も多いこと、ネットで見るだけでも大丈夫という理由で中古は内見せずに購買する人も多いようです。)

しかも新築マンションの在庫は膨らんだままです。もしこのままコロナ禍が進めば、新規販売を見合わせても、次々にマンションが建設され、それをさばくために、値下げに踏み切るのではないかと想定されます。

よって、もし新築マンションを購入したいと思っている人は、もう少し、冬以降まで待ってみたらいかがかと思います。

なお、以前のエントリーでも書きましたが、投資マンション価格は今後も下がることはないと思います。こちらです。

コロナの影響で不動産価格は下がるのか?
こんにちは、了です。先般、日経に、「都市部地価、コロナで暗転 下落地点が9倍に」という記事が出ました。こちらです。国土交通省が21日発表した4月から7月にかけての主要都市100地区の動向を見ると、下落した地区数は前回調査(1~4月)...

(画像出典:AC)