横浜DeNAベイスターズ、首位打者に並んだ梶谷選手は、なぜそれ以降も試合に出続けるのか

横浜ベイスターズ

このエントリー

横浜DeNAベイスターズ、佐野選手と梶谷選手が同率首位打者。「今後、梶谷選手は欠場する」と思う理由
佐野選手と梶谷選手が同率首位先日、この佐野選手と中日大島選手が首位打者争いをしますが、大島選手は届かず、佐野選手が逃げ切る。その確率は80%と書きました。ところが、予想は大外れ、なんと、同じ横浜DeNAベイスターズの梶谷選手が驚...

で、佐野選手と追いついき同率首位打者に並んだ梶谷選手は、残りの10試合を欠場するだろうと予想しましたが、なんとその後もで続けています。

最初の2試合は、5打数2安打、4打数2安打と好調だったのですが、その後の試合は4打数0安打、3打数0安打と打率を下げ、現在は.325と佐野選手に続いて2位の成績になっています。

(画像出典;スポーツナビ)

佐野選手に並んだ日、梶谷選手は「引き続き頑張ります」とだけ話して、出る理由については話しをしていません。

DeNA・梶谷、打率トップに並ぶ「引き続き頑張ります」
 (セ・リーグ、DeNA9-2巨人、21回戦、巨人12勝9敗、27日、横浜)DeNAの梶谷が5打数4安打の固め打ちで打率を3割2分8厘まで上げた。残り10試合でチームメートの佐野と全く同じ402打数132安打でリーグトップで並んだ。
スポンサーリンク

首位打者はなぜ価値があるのか

三冠王の中でも最大の冠は首位打者です。本塁打王を2回取った阪神の掛布選手も、「首位打者が欲しい」とずっと言っていました。

最多本塁打、最多打点と首位打者の違いは、タイトルが取れる条件が平等であるということです。

最多本塁打は打席数が多い人の方がタイトルを取る確率は高くなります。例えば1番打者と9番打者がシーズンを通して出続けた場合、少なくとも50打席から80打席は違うので、打順が早いほど本塁打を打つ可能性は高くなります。同じように打点についても、ランナーが塁にいる確率が高いクリーンアップと、1番や8,9番打者が打点を挙げる可能性(条件)は同じではありません。

しかし、首位打者は1番であろうと9番であろうと、規定打席さえクリアすれば良いだけで、全く同じ条件です。そういう意味で首位打者はバットマンとしての最大の冠と言われる所以です。

スポンサーリンク

佐野選手はなぜ試合に出るのか

1.ベンチの要請

今年度でラミレス監督は退任、チームも巨人と大差をつけられて優勝できないことは明白でした。この状況下でベンチが考えるのは個人にタイトルを取らせるということが優先されるはずです。

まさか、Aクラスを狙うために、梶谷選手に出ろと言うとは思えませんし、この理由はゼロ、ありえないと思います。

2.単独首位打者狙い

110試合を消化した時点で132打数402安打、.328と佐野選手と二人で全く同率の首位打者になったのですが、その後、試合に出たのは佐野選手を抜き単独の首位打者を狙ったとも思われます。

しかし、過去に全く同率で首位打者になったケースは、2つあります。1つは近鉄の永渕選手と東映の張本選手、もう1つは巨人の篠塚選手と広島の正田選手です。

そして、2つとも同率になったあと、試合を欠場しています。

そして同率であろうがなかろうが、首位打者は首位打者でその評価に変わりはありません。

よって、この理由は考えにくいと思います。

3.最多安打狙い

佐野選手に並んだ日、最多安打は中日の大島選手の136安打、梶谷選手は132安打で4安打差。そして現在もその4安打の差は埋まっていません。(梶谷選手:136、大島選手:140)

最多安打も、首位打者、最多本塁打、最多打点、最多盗塁、最高出塁率と同じ、日本プロ野球の打撃タイトルの1つではあるのです。

最多安打 (日本プロ野球) - Wikipedia

しかしながら、三冠王と言われるように打撃タイトルの最大の冠は首位打者、最多本塁打、最多打点で、最多安打よりも価値が高いのは野球人でなく野球ファンでも知っていることです。

梶谷選手がこのことを知らないはずはないので、わたしは、打率を下げるリスクを負って最多安打を狙うとはどうしても思えません。

4.バットマンとしての誇り

残るのは試合に出られる限り出続け、最後までやり通してタイトルを取る、という「バットマンとしての誇り」です。

打率を下げるリスクを負ってまで出続けて、正々堂々とタイトルを取るという、梶谷選手らしい覚悟と行動。

この理由が一番可能性が高いのではないかと思います。

というわけで、現在打率も安打数も2位の梶谷選手。タイトルを目指して残り6試合、出続けてタイトルを取って欲しいと思います。