最近知ったのだが、コンビニやスーパーで普通にもらっているレジ袋が7/1から有料になるらしい。経産省
いわく、「廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあります。私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があるらしい。
が、騙されてはいけない。
1.いくらレジ袋を減らしてもちっともエコにはならない
1人あたり約300枚のレジ袋が使われている。自分そんなに使っとらんがと思うのだが、ま、それはおいておいて。で、そのレジ袋は石油に換算すると1人あたり3L（リットル）で日本全体が消費している石油2.5億KLのなんとたったの0.2%です。はっきり言って、レジ袋を削減したところでエコには貢献せんのですわ。そう、そんなことやるくらいなら他にやることあんだろうと。
エコにまつわる不都合な真実は他にもあり、例えば、回収されたペットボトルの6％しかリサイクルされていない。また、ペットボトル1本をリサイクルして製造するのに、なんとペットボトル1本を生産するのと同じくらいの石油が使われるという事実。
2.そもそも日本のCO2排出量は世界でたったの3%
（出典：JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター）
排出量の半分をアメリカ、中国、インドで占めているのです。日本は3.4%たったのです。
そして、1人あたりのCO2排出量は、圧倒的に中国、次にアメリカ。日本は韓国、ロシア、ドイツの次。
さらにその中国は2008年からレジ袋有料化をすすめ翌年には66%も減ったぜ、とアピールしていましたが、10年たったらほとんどマイバッグを持ってくる人は減り有料のレジ袋を購入しているのです。ちなみに中国のレジ袋は日本と同じくらい（４円から７円）。買う理由はマイバッグがめんどくさいからだと推察してます。
3.エコに貢献したいのなら車に乗るな
マイカー通勤している人の石油は500L。毎日毎日我慢してエコバッグを抱えて買い物に行くくらいなら、たった2.3日通勤を我慢すれば良いのだ。ドライブは遠出ではなく近場に行けば良いのだ。しかし、わたしが言いたいのはそんなことではない。
4.たった2円をケチるような小さい人間になるな
そもそもレジ袋有料化は、人はケチくさい→有料化するともらう人が減るだろう→結果レジ袋が減っていく→そのうちレジ袋は絶滅するだろうという、「君たちはセコい人間だ」という前提にたった政府の所業だ。つまり、マイバッグを持つやつはセコいという論理だ。
スーパーやコンビニのレジ袋は1枚2円らしい。少なくともうちの近くのスーパーはそう貼り出してあった。高くとも5円かそこらだろう。2円を毎日ケチったとして毎月60円、たったの60円だ。たったの60円をケチるような小さな人間になるな。堂々とレジ袋を買わなければいけない。
いちいちバッグからマイバッグを出して、スーパーやコンビニで商品を入れるようなことはするな。お前はエコに協力してない非国民だ！と言われるのが嫌ならば、環境保護団体に諭吉さんを寄付すれば良いだけのこと。
というわけで、レジ袋は買えという話しでした。ではでは。
