「女帝小池百合子」がメルカリで定価以上で売れている理由(アゴラ 掲載記事)

メディア掲載

都知事選で早くも圧勝ムードが漂う小池百合子氏。支持率は51% と他の候補をあたま10個も引き離している感じです(参照:毎日新聞)。そんな小池百合子氏を題材にした「女帝小池百合子(石井妙子氏著、文藝春秋1,650円)」が売れています。実際に買って読んでみると、確か面白い。例えば、運よく乗らなかった飛行機が2度に渡って落ちたの部分は圧巻(著者は嘘を指摘)で、カイロ大学時代に同居していた女性の話しはリアルで驚きの連続です。

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1.学歴詐称疑惑

本の発売以降、以前から取り沙汰されていた学歴詐称疑惑について、著者や複数の著名人から「卒業証書を出すべきだ」と詰められると、突然在日本エジプト大使館から「カイロ大学の正式な手続きにより発行された。カイロ大学及びカイロ大学卒業生への名誉毀損であり、看過することができない」という声明が出ました。正直、一個人の卒業生に一国政府のメッセージは異常で、かなりの違和感を覚えました。

タイミングも都議会自民党が「卒業の証明を求める決議案」という議会決議案を6月9日に提出したすぐ後にだったこともあります。案の定、都議会自民党はこのエジプトの声明に腰が引けたのか、議決案は撤回となりました。そして12日に小池氏は都知事の出馬会見を開いたのですが、記者の学歴詐称の質問は小池氏得意の「排除」(参照:毎日新聞)で質問をスルー。そして15日になって小池氏は本物?の卒業証書を提示したのですが、これがさらに、卒業年度の嘘の疑惑や過去に偽の卒業証書を提示した疑いで物議をかもしたのです(参照:JBPRESS)。

そんな小池百合子氏の「魅力」に惹かれたのか、この本が売れに売れているのです。わたしもAmazonで買おうとしたら、売り切れで早くても2週間の入荷待ち。入荷待ちとなるとなおさら買いたくなるのが人情です。Amazonを諦めて近くの書店に電話。すると1、2店目は2〜3週間待ち。

ほぼ諦めつつ3店目に電話したら奇跡が起こりました。店頭にはなかったものの、どなたかが予約注文入れていたようで、そのおこぼれが1冊明日入るとのこと。早速予約して入手しました。

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2.なぜメルカリで定価以上で売れるのか

本を買った後、何かの拍子にメルカリを覗いてみると衝撃。なんと定価1,650円のこの本が1,980円で売れているではありませんか。メルカリは1割手数料を取られ、送料は175円なので、純利益は1,607円。売った人は43円でこの本をゲットしたことになります。

というわけで、わたしもマネしようと読了後(6/12)に早速出品。さすがに定価を超えて出品するのはなんとなく気が引けたので、定価で出してみたところ即日に売れました。

その後15日に小池氏が記者会見を開いて一応卒業証書なるものを見せたので、多分これで落ち着くのだろうと思いましたが、さにあらず。日が経つにつれ、ますます小池人気は沸騰してきて、6/18日現在メルカリで買われた最高価格は定価の1.8倍の2,995円に達しています。

なんでこんなことが起こるのかといえば、単に日本人がゴシップ好きだからではないと思います。記者会見を開いて卒業証書を見せたら、人はなおさら小池氏の胡散臭さに気づき、彼女の持っている得体のしれない、何かおどろおどろしいものに惹かれるとでも言おうか、あえて言えばこの人の裏の部分を見てみたい、裏の顔を見たいという怖いもの見たさからではないかと思います。

魔性の女?の正体を知りたい欲求が「とても入荷まで2週間も待てん。千円以上損しても早く読みたい」とういことなのではないでしょうか。ちなみに何度も言いますが、確かに面白いです。

というわけで、今回はこのへんで。ではでは、また。