カナダ衛生局長の「性行為の際もマスク着用を」にドン引きした件

コロナ

昨日9/4のCNNの記事ですが、「性行為の際もマスク着用を」とカナダ公衆衛生局長が勧告したそうです。

(ソース:CNN)
https://www.cnn.co.jp/world/35159159.html

記事を抜粋すると、

(CNN) 新型コロナウイルスの流行が続く間は、感染を避けるためにキスを避け、性行為の際もマスクを着用した方がいいかもしれない――。カナダ公衆衛生局長のテリーザ・タム医師が、国民に向けてそんな勧告を行った。

タム局長は2日に発表した声明の中で、性行為の際の新型コロナウイルス感染を防ぐ対策について解説。自分の家族以外の相手との性行為はリスクが高い。

それでも家族以外の相手と性的関係を持つ場合は、感染リスクを減らすために「顔と顔の接触や接近を避ける」などの対策を提言し、まずは信頼関係を築く必要があるとして、鼻と口を覆うマスクの使用を検討する必要があるとした。

さらに、「精液や膣液を通じて新型コロナウイルスに感染する可能性は非常に低い。だが、たとえ症状がない場合でも、新しいパートナーとの性行為は、密接な接触を通じたウイルス感染のリスクを高める」と解説。

ざっくり言うと、感染を避けるためにキスをするな。性行為をするのなら家族と。家族以外の人とする場合はマスクをしろということです。

1番のツッコミどころは、マスクをしてまで性行為するんかい、って話しだと思うのですが、実は突っ込むところは別にあります。

それは、過度に押し付けられるコロナ感染防止策への違和感です

これまで、なんとなく変だな、と思いつつ、まあコロナ感染を防ぐためなら仕方がないなと思い、予防をしている人も、このニュースを聞いて、さすがに変だろ!とツッコミを入れた人は多いと思います。

例えば、顔を覆うフェイスシールド、口を隠すマウスシールド。

もう見慣れてしまった感がありますが、これ、多分コロナ禍が終わって何年か経った時に、何これ?となるしろものだと思います。

あと、ニュースや対談でコメンテーターが距離をとっているのに置いているこの「囲い」。

また、街を歩いていると、大半の人がマスクをしています。体感では95%、コンビニ、スーパーに至ってはほぼ100%の人がマスクをしています。

はっきり申し上げて、道を歩いていてコロナに感染するリスクはほとんどゼロです。どこを探してもコロナ菌は見つかりません。

あるとしたら、すれ違いざまにコロナ菌保有者が、いきなり唾を吐きかけてくる場合ですが、その可能性は天文学的に低いと言えます。

もちろん予防がいけないと言っているわけではなく、過度な予防が変なのです。このカナダの衛生局長の発表がその典型です。

いや、街を歩いている人に「なんでマスクをしているのか?」と聞けば、100%インフルエンザではなく、コロナ予防と答えるでしょう。

不思議なのは、インフルエンザの死亡者数は年に約1万人、結核は約2千人、C型肝炎は約2.5千人、交通事故死者数は約3千人、家庭の浴槽で溺死する人は約1.9万人となっておりコロナで亡くなった人よりもはるかに多い。多いということは死亡する可能性が高いということなのですが、コロナ以外には目もくれずなぜだかコロナを極度に恐れるのです。

こうなってしまったのは、政府が提唱している新しい生活様式のせいです

これです。

うがい、手洗いの励行やこまめな換気あたりはまだわかるのですが、

「人との会話は2m離れる、会話は真正面を避ける、

「帰省や旅行」は控える

「買い物」は通販、レジに並ぶときは、前後にスペース。

「娯楽・スポーツ」は公園はすいた時間、場所を選ぶ

「筋トレやヨガ」は自宅で動画を活用

「人とすれ違うとき」は距離をとる

「歌や応援」は、十分な距離かオンライン

「乗り物」では、会話は控えめに

「食事」は持ち帰りや出前、デリバリーも、大皿は避けて、料理は個々に、対面ではなく横並び

「料理」に集中、おしゃべりは控えめに

「冠婚葬祭などの親族行事」は多人数での会食は避ける

冠婚葬祭で飯を食うなとか、食事するときは料理に集中しろとか、はっきり言って大きなお世話。

人はやりたいことをやってこそ「生きている」という実感が湧くもの。それを、飯は食うな、旅行はやめろとか、はっきり言ってそれは人間らしい生活を捨てるということです。

そしてそういうものを捨ててまで、予防しているのが、全人口の致死率0.001%のコロナなのです。しかも死亡者、重症者は60以上の高齢者層がほとんど。

というわけで、このカナダ衛生局のニュースで、コロナ予防の違和感を感じる人が出てくると良いと思って取り上げてみました。

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