ハワイ初心者のための渡米に絶対必要な手続き

ハワイ

今回はハワイ旅行をする際、たいへん重要なお話しをしたいと思います。特にESTAを怠ると渡米できない可能性もあるので。

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ESTA(エスタ)が必要な理由

エスタ申請とは、米国に行く人が事前に電子申請して、前もって渡米の許可を受ける制度のことです。難しい話しに聞こえますが、ひらたく言うと、エスタはアメリカが安全保障の観点から事前に渡米しようとする人の情報を収集して、米国に来ても大丈夫であると認めた人だけ渡米を許可するという制度です。

1.申請が必要な人

エスタの申請は米国に90日を超えない範囲で行く人が必要になります。よってハワイに短期で行く人はほとんどが必要になります。なお、1度申請が通れば原則2年間はエスタの申請が免除されます。

2.申請時期
エスタを申請する場合、遅くとも3日くらい前までには申請を済ませることが推奨されていますが、ただあまり出発に近いと何らかのトラブル(ネット環境、申請に不備があったなど)があった場合間に合わなくなるので、2週間前くらいまでには済ませておきたいものです。

3.申請のやり方
1)申請サイトにアクセスしてください。サイトは日本語でも表記されています。

2)申請する本人の情報などを入力
名前、国、旅券番号、メールアドレス等の情報を入力します。なお、入力は全部英語で行います。ハワイで滞在する宿泊施設の住所も必要なので事前に調べておいてください。(英語表記の住所が必要です)
なお、緊急の連絡先は配偶者やご両親ご兄弟など身近な人の連絡先を入れておいた方が良いと思います。

3)申請者の適格についての質問
適格と言っても難しい話しではありません。すべて普通の生活をしている人には問題のない質問ばかりです。くれぐれもYesとNoを間違えないようにしてください。

4)料金の支払い
エスタ申請は14ドル必要になります。クレジットカードを手元に用意して、案内画面にしたがってクレジットカード情報を入力します。

5)完了の確認
支払いが完了し、登録したメールアドレスに承認する旨の連絡が届いたら完了ですので内容を確認しておいてください。メールの内容はサブアドレスか同行者の方に送っておくなどして二重に保存しておくことをおすすめします。

ちなみに、エスタ申請がうまく通るか不安だな、パソコンが苦手だな、英語がわからないから心配だなと思っている方は、旅行会社などに代理申請を依頼する手もあります。特にツアーで行く場合は、エスタが通らないと旅行会社も困るので、結構サポートが手厚いです。わたしも最初にハワイに行った時はツアーだったのですが、申請する事項をあらかじめ全て英語に書いてもらって申請しました。旅行会社はプロですので、もし心配ならサポートしてもらうのもありかと思いますので聞いてみてください。
なお、ツアーの場合申請のアドバイスをもらう程度なら無料でやってくれると思いますが、旅行代理店などに代理を頼む場合は手数料がかかりますので、ご注意ください。

なお情報は2020年4月現在のものですので、必ず詳細は外務省(←こちら)や在日米国大使館のHP(←こちら)などで最新情報をご確認ください。

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米国の荷物検査

米国では安全保障の観点から旅行者の荷物を調べることがあります。荷物を調べる際に旅行者のスーツケースを調べるのですが、鍵がかかっていても開けて調べることもあります。荷物を開ける際鍵を無理やり開けなくても済むように、米国運輸保安局 (通称TSA)が鍵を認定しています。この鍵のことをTSAロックと言います。スーツケースの鍵は1個1個が個別に違っているので、一般の旅行者が他人のものを開けることはできませんが、TSA職員は合鍵を使って開けることができます。

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TSAロックが必要な理由

TSAロックを使用すれば、荷物検査にも対応でき他人から中を見られることもなく、物をとられることもなく安全安心に鍵をかけられます。TSAロックでない場合は開錠しておく必要があり、防犯面で安全ではなくなってしまいます。ちなみにTSAロックの鍵にはこんな印がついています。(記事冒頭の画像参照)今店頭にあるスーツケースはどれもと言っていいほど、TSAロックになっています。 

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荷物の検査をされる確率は?

荷物検査はスーツケースを開けて中身を見ること以外に、X線検査で確認します。そして不審な荷物が入っていたりすると中身を開けて調べるのですが、それ以外でもランダムにスーツケースを調べることがあります。実はわたしもハワイの帰りに荷物検査されたことがありました。
なぜ、検査されたかがわかったかと言うと、自分で荷物を開けた時「NOTICE OF BAGGAGE INSPECTION」というメッセージ、あなたの荷物を検査しましたという紙が中に入っていたからです。スーツケースを開けてこの紙を見たとき何事かと驚き、焦りましたが、荷物検査とわかって納得すると同時に、「本当にあるんだな」と納得したりしました。
わたしは米国に行ったのは合計11回です。往復で22回の検査機会があって、検査は1度だけですのでわたしの場合で言うと確率は1/22ということになります。

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鍵を掛けない防犯面以外のリスク

海外旅行に行ったことのある方だとわかると思いますが、結構傷がつきます。スーツケースを預けると人の手と機械の手で機内に運び込まれるのですが、そんなにていねいに扱われることはありません。
傷がつくだけならまだしも、機内などで何かの拍子に開いてしまい中身が散乱してしまうということもありますので。ですのでTSAロックのある鍵できちんと施錠しておく必要があります。

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初心者のためのパスポートの取り方

さて、次も重要なお話しをしたいと思います。海外旅行といえば何といってもまずはパスポートからです。

パスポートの申請窓口は比較的たくさんあります。わたしが住んでいる県では7カ所、あとは市単位で最低でも1カ所ずつありました。ぜひ、お近くの場所を調べてみてください。わたしは住まいから車で10分くらいの場所にある出張所に行って申請をしました。

またパスポートの期限は5年と10年がありますが、10年の方が割安です。今回は10年期限のパスポートの申請についてご紹介します。ちなみに5年との違いは申請書と必要経費(収入印紙代金)だけなので、5年期限のパスポートが欲しい方でも参考になると思います。

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パスポート申請に必要な書類は5つです♪

申請に必要な書類ですが、外務省のホームページ(←ここ)によると、①一般旅券発給申請書、②戸籍謄本or抄本の原本、③住民票の写し、④写真(たて45ミリメートル×よこ35ミリメートル)、⑤本人確認書類(運転免許証等)となっています。なお、②と④は半年以内のものが必要です。

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写真はスマホで撮るのがおすすめ♪

写真ですが、今時はスマホのアプリで撮ってコンビニで印刷できますので、これを利用する方が時間的にも金銭的にもお得です。街にある自動で取れる証明写真機でも良いのですが、金額が800円程度かかってしまいますので。コンビニのマルチコピー機だと30円で印刷できます。ちなみにセブンイレブンでのやり方は次のとおりです。

  • スマホのアプリで印刷する写真を選択します。
  • 写真を登録すると、8桁の数字が出て来ますのでこれをメモしておきます。セブンイレブンに行ってマルチコピー機に8桁の数字を入力して印刷します。

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申請書はあらかじめダウンロードしましょう♪

①の申請書ですが、申請窓口にもありますが外務省のホームページ(←こちら)からダウンロードして自宅でプリントアウトすることをおすすめします。わたしはも申請時にはこの方法を選びました。やり方は簡単です。ホームページからダウンロードし、直筆で2箇所署名します。あとは必要書類と一緒に提出するだけでOK。

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戸籍抄本と住民票は市役所の出張所で♪

この2つは近くにある市役所の出先機関でも入手可能です。出張所ですと、土日でもやっているところがあるので便利です。手続きは簡単。窓口にある証明書発行用紙に氏名、住所、必要とする書類にチェックして提出するだけです。合計で600円です。運転免許証を持って①、②、③、④、⑤の準備が揃いました。運転免許証がない場合は、マイナンバーカードでもOKです。マイナンバーカードを登録していない方は、健康保険証と印鑑登録証明書(印鑑も)が必要です。なお、この他の書類でも申請できますのでホームページでチェックしてみてください◎

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申請はお近くの住所登録の窓口で♪

申請窓口はご自身のお住まいの地域(県など)に複数ありますので、あらかじめホームページなどで調べておきましょう。なお、申請の地域はご自身が住所登録をしているところとなり、登録と住んでいる場所が違う場合は注意してくださいね。

申請のやり方は簡単です。窓口に着いて揃えておいた資料一式を提出すると、「受領票」をくれます。お住まいの地域によって違いますが、だいたい出来上がりに約1週間かかります。受領票を受け取ったらその日は終了。

1週間後に再度行って、窓口に受領票と収入印紙代金2,000円と収入印紙14,000円(5年期限のパスポートは9,000円)の合計16,000円を貼って提出します。なお、収入印紙は窓口で売っていますので事前の準備は不要です。提出すると念願のパスポートが手に入ります。

申請の準備(戸籍抄本や住民票、写真)受け取りまでの時間を考えて、出発の2ヶ月くらい前までには申請しておくといいですね。

なお、以上の情報は2020年4月現在のものですで、最新情報はホームページなどでご確認ください。

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機内での過ごし方♪

パスポートの準備についてご紹介しましたが、今回は機内での過ごし方についてお話ししますね。というのも、ハワイへ行きたいという方の多くは実は海外旅行自体が初めてで、機内で不安だという方が多かったので今回機内での過ごし方についてご紹介しようと思いました。

まずは航空便から。ハワイへの直行便は東京エリア(羽田、成田)からだと、ハワイアン航空、ANA、J A L、デルタ航空などが運航しています。また少しお金をプラスすると前の座席との距離が広くなったりする航空会社や、ビジネスクラスがすごく安い航空会社もあります。日程、値段、同行する方の年齢などと相談してご自身にあった航空会社を選んでもらえたらと思います。

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時差対策には睡眠が大事♪

フライト時間は日本の時間の夜に出発して、到着がハワイ時間の朝というフライト時間になっている航空会社がほとんどです。つまり基本的に機内で一泊することになりますが、着いた時が朝になるため遊ぶ時間が多くなるんです。日本からハワイまでの時間はだいたい7時間前後です。時差は19時間あるので、機内で寝ておかないと着いてからが時差ぼけになり、せっかくのハワイを楽しめなくなりますので、機内では4時間程度の睡眠を取りましょう。

乗ってから間もなくすると、夕食が出てきます。結構しっかりしたものが出てくるのでここはガッツリ食べておきましょう。ここで食べておかないとハワイに着いてからバテてしまうのと、寝るためにはお腹を満腹にすることが大事なので♪。わたしはだいたいハワイアン航空を利用することが多いのですが、夕食はロコモコ、ビスケット、パインジュース、サラダと水という感じのメニューが多いです。とっても美味いです♪。

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機内に持っていきたいおすすめグッズ6選♪

お腹がいっぱいになったら睡眠をとる時間になります。ビジネスクラスとは違い、エコノミーは席は小さくて狭くリクライニングも後ろの方に迷惑がかかるのでそんなに大きくは倒せません。というわけで、そんな狭い機内でもぐっすり眠れるグッズをご紹介しますね。

1つめは耳栓です。よく寝るにはできる限り刺激をシャットアウトすることが必要だと言われています。耳栓は百均などに売っていますのであらかじめゲットしておいてください。素材は耳の奥まで入る柔らかいものが良いです。スポンジを少し固くしたようなものがベターです。

2つめはアイマスクです。機内は消灯されますが、それでも非常灯やお隣などでスポットライトを照らしている人がいると光が入ってきます。ですので、アイマスクで光の刺激を遮断しましょう。

3つめはスリッパです。靴を履いているとどうしても血行が悪くなってしまいますし、足がリラックスできず窮屈な状態だと安眠できません。また、寝るときはふだん靴を脱いで寝ているので、靴を履いていると寝つきにくくなってしまいます。スリッパはリビングで履くようなものではなく、薄いものでも構いません。

4つめのおすすめグッズはネックピローです。ネックピローをつけると首が固定されて眠りにつきやすいのです。首が安定しないと中々眠りにつけません。

5つめはマスクです。機内は結構乾燥していますので、マスクはのどや鼻の粘膜を保護します。それと、機内で結構咳をしている人もいたので、感染症予防にもなります。

6つめは厳密に言えばグッズではないかもしれません。家で寝るときにはパジャマとかゆったりしたものですよね。ですので、機内でもできるだけいつも寝ているパジャマに近くて、しかも外でも違和感のもたれないジャージみたいなものが良いと思います。と言っても機内で着替える場所はないので、空港のトイレなどで乗る直前に着替えてしまうのがコツです。

というわけで、以上6つのグッズでエコノミーでもこれでぐっすり眠れると思います。

さて睡眠をとって目覚めると機内がざわついてきます。そう、CAさんたちが朝食を用意してくれる時間になります。食事はハワイで遊ぶためには欠かせない大切なものです、しっかり取りましょう。ちなみにわたしがよく利用する航空会社さんのメニューは小さなパンに、フルーツ、ヨーグルト、水とフレッシュジュースという感じです。

今回は渡米に必要な手続きなどをご紹介しました。ではではまた。

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